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CMSはWeb2.0への早道

  • 2006/04/05 01:32 JST
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これからホームページをつくるのなら、Web2.0に対応したホームページ。リニューアルならなおさら対応させたいものです。

Web2.0の世界では、世界中のWEBが孤立することなくシステム的に自然に連携をとっていくことになります。システム的に連携をとることで、世界中の知恵が連携されて、集合知を生成することにまで発展が可能になりました。そういった潮流の中で、いつまでも昔ながらの静的で孤立したWeb・・・Web1.0と呼ぶのですが、これでは遅れをとることは自明ではないでしょうか・・・。

参考:Web2.0とは(Geeklog IvySOHO 用語辞典 Web2.0)

Web2.0の実現は、トラックバック・ピング送信・RSS配信機能が豊富なCMSでホームページをつくることからはじまります。

Web2.0の実現においてはブログでも十分なのですが、メールマガジンの送信やイベント投稿・リンク申請など、機能は総じてCMSのほうが最初から揃っているのです。

CMSとは

CMS(コンテンツマネジメントシステム)は、WEBコンテンツをデータベースで管理できるシステムです。

テキストコンテンツはデータベースに。デザインは、テンプレートファイルに。メッセージは、各国語の言語ファイルに。画像はサーバにおかれます。

データベースのテキストコンテンツと画像と言語ファイルとテンプレートファイルをCMSプログラムソースによって毎回サイトのコンテンツが書き出されるしくみです。

テンプレートからは、さらにスタイルシートを読み込みます。また、いろいろなメッセージはすべて言語ファイルから読み込んだものなので、設定で言語を変更すると、すぐにその国独自のサイトに早替わりも可能です。それは個々のユーザが独自に設定することができますし、UTF-8でサイトを設置すればあらゆる言語が混在した記事も文字化けすることなくみることができます。

基本機能は記事投稿です。通常複数のスタッフでひとつのサイトを管理運営します。ブラウザ画面だけで作業が行えるので記事の投稿・編集が簡単ですし、メールで記事を投稿することもできるので便利です。

CMSでは、メールマガジンやイベント登録、リンク申請等々、便利な機能が最初から付いている上に、多くのプラグインが提供されているのでシステムの拡張は比較的簡単です。

オープンソースプロジェクトが有効に機能しているため、Geeklogの場合、開発スピードが非常に速くなっています。昨年待望のトラックバックやピング機能が付き、Web2.0対応機能でブログにひけをとらなくなりました。

RSS配信機能も充実しており、この機能は通常のブログよりも複雑な設定ができるようになりました。
話題ごとに書き出したり、リンクをフィードとして書き出したり、いろいろな種類のフィードをつくることさえできます。

フィードをメニューブロックに表示できるので話題の新着情報を常にメニューブロックに表示することができて、サイトの連携効率が高くなりました。

例) Geeklog Japanese 

    ・・・メニューブロックでGeeklog本家やGeeklog IvySOHO の新着情報を掲載。 

商用CMSとオープンソースCMS

さて、どちらを選んだらよいのか・・・

筋のよいオープンソースCMSがあるのなら、間違いなくオープンソースCMSがおすすめです。日本語に対応されているオープンソースCMSはいくつもあります。

オープンソースCMSは、選んで使いましょう

オープンソースCMSプロジェクトは日本だけでも数多くあります。目的のサイトに合った、あるいは使い手に合ったシステムを選べばよいのではないでしょうか。

参考:CMS比較(Geeklog IvySOHO)

商用CMSのリスク

商用CMSは、開発力が限られるので、その開発グループが開発をあきらめた時点でおわってしまうリスクを考えなければなりません。

商用CMSでは、すこしこちらで修正したいと思ってもそうはいかないし、ソースを開示してくれません。

オープンソースは理想の開発システム

その点オープンソースは、開発者の層がちがうように思います。質がよいですし、数も絶対的に多いようです。

Geeklog Japaneseは関西在住のSaYさんの運営です。IvySOHOグループは大阪が中心ですので大阪でオフ会を開いていますが、Geeklog開発マニアは遠方にまで広がって、mixiでも活発です。

このオープンソースプロジェクトの高いモチベーションは、参加していて楽しいものです。GeekななかまのGeeklogコミュニティといったところでしょうか。いっしょに開発するgeek仲間を常に募集しています。開発だけではなく、翻訳だけでもよいですし、操作性の改善提案だけでも結構ですので、よろしければぜひご参加ください。