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オープンソースコミュニティをつくる方法

オープンソースを,ただ,無償で手に入れられるからというだけでよく研究もしないまま利用してビジネスにしようという動きが一部でみかけるが,残念だ。

なぜ無償で手に入れることができているのか,その背景や,そのソフトウェアの周辺状況をよく確認もしないでユーザに有償で提供するのは暴挙だろう。

ユーザ会にも入らないで情報を得ないまま,なにかビジネスになりそうだからというだけで勝手な動きを個々に行ってしまうのではなく,利用してなにかあったらすぐフィードバックしたり,おなじユーザ会のなかまで最新の情報を共有していく姿勢は,最低限必要なのではないか。

オープンソースによっては,まだまだユーザ会を組織できていない場合も少なくない。
そんな場合は,まずは,オープンソースの総合SNSであるOSPN SNSに参加して,該当のオープンソースコミュニティに入って欲しい。

もし無ければ自身で開設し,副管理者を設定して共同管理していくことも可能だ。しかるべきひとが参加して運営できる見込みができればコミュニティの管理権限を譲渡することもできる。

オープンソースを底辺から盛り上げようとする動きとしては,オープンソースカンファレンス(OSC)が最も有名で,OSCはOSPNの様々な活動の一部として定着してきた。OSPNの次の動きとして,SNSコミュニティでOSCのみならず,オープンソース全体のコミュニティスペースの提供だ。その次にくるものは,オープンソースWikiであったり,オープンソース検索システムであったりするのかもしれない。

もちろん,自前でコミュニティを平行してつくるべきだ。ただ,MLだけでなく,SNSをぜひ使って欲しい。オープンソースの開発は,どういった人物が関わってコードが提供されているのか外からもよくわかる仕組みにしておく必要がある。その場合,SNSは最適な個人特定システムがあるからだ。

開発者のリーダだけに責任や運営を集中させないで分散させて総合力をつけるための手法としても,SNSは最も有効な手段だ。