ようこそ! 株式会社アイビー・ウィー, ゲスト

Geeklog導入ガイド出版に至るまで

Geeklog導入ガイドの校正がすべて完了し,あとは来月の発売を待つのみとなった。予約受付が,アマゾン,cbook24,セブンアンドワイ等ではじまった。
書籍の内容は,技術評論社の無償CMS Geeklog導入ガイドまたは新刊ピックアップを。

ここまでくるには,大変な過程があった。なんといってもはじめての書籍なので,データをまとめ,開発をしながら,システムの研究もしながら,翻訳もしながら・・・・だ。

たくさんのひとが関わりながら,非常にタイトなスケジュールで,調整時間や工程をはしょりながらつっぱしるところも多くあった。

が,結果として多くの開発者の協力の下,予想以上の結果を得られた。

それは,Geeklogを開発してきたドイツやアメリカ,カナダ,香港等世界中にちらばっている多くの原著者との調整にも言えることで,掲載することや原著者表記方法の調整にいたるまで,すべての原著者たちからのメールは,本の出版への祝いのメッセージや,原著者として掲載されることを誇りに思うという連絡だった。

掲載されては困るとか,そんな内容は一切ない。原著者への謝礼に関しては,実はまだ何も調整していない。本をすべての原著者に送ることと,本家への寄付を考えているだけで,寄付の件は実はまだ伝えていない。

これだけ多くのひとたちがかかわるプロジェクトにも関わらず,ここまでノートラブルできたことは,本当にありがたい。Geeklogに関わってよかったな,と思う瞬間だ。

英語が苦手だから本家の英語サイトの掲示板へ書き込むのだけは…と,しり込みしていた開発者たちも,最近書き込みをはじめた。だから,本家の掲示板で日本人開発者による書き込み頻度はかなりあがってきた。

わたしも先日韓国語言語ファイルと日本語言語ファイルをアップロードして,公開された。あやしい英語でも,掲示板で困ることはない。元々英語ネイティブの開発者の比率はそう高くないようだ。

本家と,これだけ友好で意思疎通ができているオープンソースはめずらしいと言われることがある。

オープンソースは,無料だからただそれをダウンロードして恩恵を預かればよいという段階から,恩恵を預かったのだからフィードバックしたい,という段階へいき,機能アップ提案や欲しい機能を開発して公開したり,それらを本体の機能として取り込んでもらったり,追加機能を本家などでもダウンロードできるようにファイルを提供していく,というふうに,段階を踏んでいくことができる。

フィードバックできるようになると,オープンソースの開発は実に楽しいものになる。

Geeklogはめずらしく携帯表示も標準に備えている多言語対応の汎用CMSだが,そういった機能を知るだけでなく,たのしい開発の雰囲気も,行間からにじみ出てくる本になったかもしれない。