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[みんなのお題]開発者は世の中を自分で変えようとする気魄が希薄?

開発者は世の中を自分で変えようとする気魄が希薄なんじゃないかとおもう。
ここ1年くらいで出会ったオープンソースの特に若い開発者たちのSNSの日記やMLでのやり取りをみてそうおもう。

Geekogコミュニティ内ではそういう感じはまったく受けなかったのだが,他のソフトウェアの開発者に今年は初めて出会う機会がいくつかあって,かなり戸惑った。

2004年からSEOセミナーをIvy SOHOで開いてきており,WEBの検索順位はやり方によっては1位をとれるし,それによってWEBの世界を自分の手で変えられるんだという事例を間近で見てきているので,いま,そうなっていないのなら,自分で変えてしまえば良いじゃないか!だって,わたしたちの時代なんだから,わたしたちの時代をわたしたちで塗り替えたら良いことじゃないか,と単純に思ってしまう。

汎用CMSのシェアにしても2004年ごろは,世界的には圧倒的にPHP-Nukeだったのが今ではすっかり様変わりだ…。
こんな感じでWEBの世界は常にかなりのスピードで動いているし,動かすこともできる。

Wikipediaのオープンソースという項目に,MediaWikiを含むWikiのカテゴリがあるだけで他のCMS,汎用CMSやSNS,Commerce,ブログなどがごっそりと抜けていたのを最近教えてくれるメンバーがいて,一気に追加した。

そういうふうに,世の中を政治的に変えるのは,たとえ政治家になったとしても難しいが,WEBの世界を変えるのはそういう作業の積み重ね。簡単だ。そういうふうにネットやネット人脈を巻き込んで賛同者を増やすだけで自然に変わる。

それを最初から,今はWEBの世界はこうなんだから,折り合いをつけて,自分はその下でひっそり生活するんだ。みたいな開発者が目立つ。

人生そう長くない。わたしだってギリギリの体調でがんばってきた数年間もある。生きているあいだに社会に残せること,みんなのためになること,できることはすべてやっておきたい。

あきらめるな!自分の力を信じよう,そして仲間をつくれ!

若い開発者たちの,変に老成した思考がとても気になる。

わたしたちの世代は,コンピュータにはじめて出合って,その性能に驚愕した。何千万もするスパコン,ミニコンで開発したり,CGのソフトウェアを走らせるために自らハードウェアを設計したりするような時代だった。それが今は数万円の個人用パソコンで以前よりはるかに高性能なソフトウェアをほとんどただ同然で利用できる時代。そういう激動の時代を目の当たりにしている。

わたしたちより上の世代はいまだにそういう激動に対して背を向けがちなのでそういう世代はますます時代から取り残されるだろう。

わたしの世代は,上の世代になんとか時代の変化についてきてもらおうと調整役を買って出るわけだが,もういささか体力が尽きてきたし,無駄だということもわかってきた。ある程度はあきらめが肝心だ。

これからはわたしたちの世代でしかできないようなシステムを提案していかないと,と思うし,それでもやはりいろんな世代の橋渡しなど,コーディネーター役を引き受けていく必要があるように思う。