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納入条件に「オープンソース」を追加しよう

納入条件にこれからは「オープンソースであること」を追加することを導入側へ提案したい。

ユーザビリティなどを細かく規定している場合などがあるが,そんなことより何よりこれからは運用メンテナンスが自分でできてすばやい更新が可能なCMSを導入するのが最適で,そのCMSはオープンソースの中から目的に応じて選んで導入すると良い。ユーザビリティ対応やSEOも,CMSにすれば最初から用意されている場合も多い。

オープンソースを導入すれば,ベンダー・ロックインから開放される。開発した企業が組織を解体しても,ソースが公開されていることでなんとかメンテナンスできる。不具合や改善のための開発を別の企業に委託して修正することも可能だ。

国や地方公共団体,大企業がこぞってこの条件を打ち立てるようになれば,今,一番のネックになっている大手の商用CMSで展開しているベンダーを動かすことになる。大手がオープンソースになれば,雪崩をうって,中小企業もオープンソースになるだろう。それが狙いだ。これでSOHOが関わるオープンソースの出番が出てくる。

納入条件にオープンソースを指定することに成功しているのはヨーロッパだという。

ヨーロッパでなぜオープンソースが盛んなのかもわかるというものだ。アンチアメリカ,アンチマイクロソフトで動けば自然にオープンソースになる。マイクロソフトのひとり勝ち にしないために,アメリカのひとり勝ちにしないためにも,国内の大手ベンダーのひとり勝ちにさせないためにも,国内のIT産業,IT系のSOHOが活躍できるためにも,オープンソースを条件にしてほしい。

また企業の豊富な資金力でオープンソースを育てていく姿勢が欲しい。

オープンソースを条件に入れることは,導入企業の利益に直結する。ベンダー・ロックインを狙って高くて使いにくいCMSを提供し続ける企業があるとしたら,そういう企業を締め出す良い条件になるだろう。