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商用CMSかオープンソースCMSか

商用CMSかオープンソースCMSかを選択する際,総額3000万円くらいの案件なら,企業は商用を選ぶほうが楽かもしれません。ライセンスが1000万だとしても2000万あれば十分いろいろできそうです。

商用なら,管理画面の機能が親切です。商用だと,機能は絞られているけれど,今,使いたい機能はしっかりとあります。

ベンダーも大きくて能力の高い会社なので安心でしょう。

Geeklogは管理画面で不十分なところがあります。たとえばアドバンストエディタで使えるHTMLとGeeklog本体の使えるHTMLとが連動していないところ。ただ,この連動は,開発するとすれば1~2人日でできるでしょう。

パーミッション画面も英語が多く,初めての人にはわかりづらいかもしれません。機能が多すぎて,要らないものは隠して欲しいと思われるかもしれません。でも,この開発も,1~2人日で十分できるかもしれません。

携帯への対応強化も,10人日くらいあればかなり十分な機能になるでしょう。

ただ,OSS側に,今,その余裕がないのでできていません。そのため,商用CMSのほうが,たとえ初期費用が高くても手軽だという状況があるのでしょう。

しかしながら,そんなことばかり続いていたのではオープンソースは育ちません。

足りないところは開発して公開して,次の利用者のための資産にしていきます。将来バージョンアップの際にもいろいろと恩恵を受けるというメリットがあります。ベンダー・ロックインもないので,安心です。

OSSを使えば3000万のところは1000万で,1000万のところは300万で開発できるでしょうから,目に見えてコストダウンできます。

Geeklogの場合,大きな開発案件があるごとに,これまでも「お問い合わせフォーム」など,便利だけれど開発はちょっと面倒で手が出なかったようなアドオンが,増えています。今後もそういう案件が増えていくことを期待しています。

そうしてGeeklogが良いCMSに育てば,さらに競争力がつくので,Geeklogを入れたい,Geeklogでなければだめだという企業が増えます。そこで,Geeklogで独立開業できる開発者が生まれます。

Geeklogの開発会社も大きくなって,さらに安心して企業とつきあっていけるようになります。Geeklogの機能もアップするでしょう。

今派遣や社員としてはたらきつつボランティアでGeeklogを開発しているひとたちのなかでも,Geeklogで現状の報酬を見込めるのならすぐさま独立開業したいとおもっているひとたちも多いのではないでしょうか。

鶏が先か,卵が先か。OSS側を支援する政治的な動きが見込めない以上,OSS側の努力がまだまだ必要のようです。