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CMS比較の前に

どんなCMSが好まれているか,どのCMSが機能が高いか,利用者が多いか,といった評価が多いように感じるが,そういったあやふやな情報は実際にはあまりあてにならない。

ビジネス利用にあたっては,たとえば,コアのバグがあったとき,いかに本家にはやく働きかけて修正してもらえるか,あるいは日本人開発者が直接コアをデバッグしてフィードバックできるか,あるいは機能追加についても同様で,いかに本家に取り込んでもらって,日本でも使いやすいCMSに進化できるかが重要だ。

本家から,日本人は使うだけ使うけれど,フィードバックしない,と不満を持たれるようでは,日本を配慮したCMSには進化しないだろう。本家から良好な関係を築けてこそのオープンソースだ。

ビジネスサイト,セキュリティを重視したいサイトにおいては,バグやセキュリティリリース対応は急務なので,そういった対応が迅速なオープンソースであることが重要だ。

オープンソースでサイトを構築するとき,納品時にオープンソースにバグが含まれていたとき,そのデバッグはオープンソースの開発に任されてしまい,迅速な対応ができるかどうかは,オープンソースのユーザー会が鍵をにぎる。

モチベーションの高い有能な開発者が集まっているユーザー会であれば,迅速にデバッグされてリリースされる。その中の多くは本家へフィードバックされてますます使い勝手のよいCMSへと進化していき,安心して多くのサイトに導入できる。

ユーザー会が活発でなかったり,あるいはユーザー会自体がないオープンソースは,ひとりで,あるいは1社で本家と交渉して活用するしかない。これでは本家へのフィードバックは少なく,本家からの協力も期待できないだろう。

オープンソースを単にムードで選ぶのではなく,ユーザー会の動き,能力,大きさで判断するべきだとおもうがどうだろう。

Geeklogに,念願のメタタグプラグインが開発され公開された。
メタタグプラグイン(metatags)公開

記事のコメントに対する承認機能のハックも開発中だ。

パンくずリスト機能も開発中でいずれ公開されるだろう。

今,たとえ足りない機能があったとしても,ユーザー会がしっかりと活動できているオープンソースであれば将来かならず対応されるので,安心して利用できるというものだ。

CMS比較 [ Geeklog | MT | Drupal | Joomla! | MODx ]

今月,CMSの視野を広げる目的で,CMS比較セミナーを開催する。

2009.04.23 Geeklogセミナー「CMS比較」を開催(東京)

今回はゲストスピーカーにオープンソースではなく商用のRCMSのスピーカーを招く。

いつもオープンソースばかりなのだが,商用はユーザーへのアピールの仕方が徹底しているので,営業的に参考になるところが多いのではないかと期待している。