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CMS比較サイトを利用すべきか

CMS比較サイト,あるいは一括見積もりサイトを利用すべきなのかどうか。

CMSは利用したいがどれを選んでよいか分からないし,ましてやどの会社に委託したらよいのか皆目見当が付かない。そのようなときに,CMS比較サイトがあって,一括見積もりができるとあれば,依頼してしまいがちだろう。

受注側の企業と立場としては,比較サイトに業者登録を2件行ったが,結果,基本的に弊社に直接委託される業務で手一杯なので,受注できるかどうか確約のない会社に対して見積もりを行うだけの体力もないし意味もあまりない。

比較サイトの場合,委託が100%確定していない場合も多く,単に検討のために案件を出していることさえあるようなので,あまりあてにしてはいけないようだ。

CMS比較セミナーを先日,Geeklogセミナーで行った。商用CMSの「RCMS」と,昨年日本にあたらしく紹介されたばかりの「eZ Publish」の推進者にスピーカーとして来ていただいた。

それぞれのCMSに,それぞれのよさがあり,存在意義があることをあらためて認識させられる貴重なセミナーになった。

 「RCMS」のお問い合わせフォームプラグインの充実は,さすが日本における商用CMSならではの開発で大変参考になった。今後のGeeklogの開発に十分活かしていきたいと思わせる内容だった。

 「eZ Publish」は,WEBフレームワークとしての今後の可能性に目を向けてくれた。

まずはいろいろなCMSに直接触れて,目的にあったCMSを選らぶことだと思う。

CMS選びについては,CMSの現在の機能の○×表にとらわれることなく,推進者がどの方向へ育てようとしているのかを見極めること。本家があるばあいには,本家との連携をどう考えているのかをよく見極めること,日本での利用は,日本語メール,携帯対応,お問い合わせフォーム,この3点の開発が海外の開発物と大きく違うので,この3点をどこまで日本が独自に対応させられるかが大きな鍵を握っているように思う。

Geeklogは,Ivy SOHOの流れが地盤にあるが,それだけでGeeklog SNSが 1000人を超えて活発に活動しているわけではなく,Geeklogの良さに惹かれてこその数だと思う。また,お互いに助け合う精神は,Ivy SOHOからのものだが,Geeklogはそれが非常に顕著で,公式サイトのサポート掲示板におけるフィードバックを含む書き込み数も非常に多い。Geeklogの開発コミュニティは居心地がよいと,他のOSSのリーダたちも結構多く参加して,交流をはかっているのも特徴だ。

Geeklogはひとくちでいうと,開発者にとっては非常に手離れが良く,利用者にとっては非常に簡単に使いこなせるCMS。シンプルな構造ながら高機能なことまで拡張できるのが特徴だ。

OSSは単独では成長できない。いろいろなOSSと交流を持つことが必要で,商用CMSとの交流も例外ではない。

今後も交流できる機会があれば,きていただくばかりでなく,こちらからも出かけていくので声をかけてほしい。

次回のセミナーは,5月15日。テーマはやはりCMS比較。他のCMSのスピーカーを募集中なのでぜひご紹介ください。