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企業に問われるOSSリテラシー

OSSを活用する際に,それを隠すのではなく,公開することがOSS利用者のマナーであり,フィードバックにつながる第1歩になると思う。

多くはボランティア的に開発されるOSSだが,ビジネスの場でおおいに活用されることを期待して開発している。にもかかわらず,企業がよく隠して活用し,一切OSS開発陣営にフィードバックしないのはいただけない。

商品に組み込む場合,WEBで活用する場合, あらゆる活用はどこかでかならず公開してほしい。

それがOSSを開発するひとたちのモチベーションを高めることにもつながり,そのOSSがさらに発展するきっかけにもなりうる。

OSSはソフトウェアライセンスを厳格に守っている。

だれがいつどのように開発して貢献したかを配布ドキュメントやWEBに明記して開発者の名誉をまもってもいる。

どのように開発されているのかがすべて公開され,ソースコードの履歴も管理されている。

提供側がここまで厳格にOSSを開発して公開しているのにもかかわらず,利用者側のマナーが高まらないのには,まだまだ企業の"OSSリテラシー"が育っていないから,なのかもしれない。

一度,自社で活用して商品化しているもの,あるいは公開しているWEBで活用しているOSSがあるのなら,それを洗い出して公開してみるというのはどうだろう。

うしろめたい使い方だけはしてほしくない。

オープンソースカンファレンス2009 Tokyo/Fallが今月30日,31日と,日本工学院専門学校 蒲田キャンパス 12号館で開催される。どのようなOSSがどのような開発者によって提供されているのか,ぜひ足を運んでいただきたい。