Geeklog1.5でOpenID対応へ

  • 2008/09/07 11:40 JST

7月,Geeklog本家でGeeklog1.5が公開されて,ようやく日本語化開発が終わって今月5日,日本語版パッケージを公開しました。

今回のGeeklog1.5.0でOpenID対応となりました。正確にはOpenID1.1に対応です。YahoomixiもOpenIDの2.0なのでYahoo、mixiのIDを使ってGeeklogには残念ながらログインできませんが,はてなBloggerは1.1対応なので問題なくログインできます。

ログインがより簡易になることによるメリットは大きいはずです。CMSはどれかひとつに集約するものではなく,限りなく種類やサイトが増えていくものだと思っています。 そのような場合に,アカウントを共通で使える環境を提供するのは,これからのCMSにとって必要条件になるのかもしれません。

さて,日本での開発は,7月からGoogle Codeを利用するようになりました。これでさらに効率的に開発が進んでいくものと期待しています。

開発手法の移行もあって,日本語版は配布が少々遅れました。欧米とは文化が違うのと,携帯への対応も重要になっているので,その対応も必要です。それでもGeeklogの場合は,少なくとも言語だけは切り分けられているのでそこは問題なく日本語版が出せました。英語圏で開発されたものだと,すぐにソース内に言語が混じってしまうものですが,ドイツの開発者が中心となっていることは大きいようです。

OSC2008 NagoyaでCMS大決戦

  • 2008/08/15 12:06 JST

2008年8月9日,愛知県 名古屋市立大学でOSC2008 Nagoyaが開催されました。

今回は特にCMS大決戦が開かれました。参加したのは以下の10グループ。

  • Plone
  • XOOPS Cube Legacy
  • Joomla!
  • Geeklog
  • MODx
  • Nucleus CMS
  • TYPO3
  • 島根県CMS
  • DotNetNuke
  • InkType

投票結果

順位CMS投票数
1.島根県CMS23
2.XOOPS Cube18
3.Geeklog14
3.Joomla!14
(集計修正のため追加)

投票総数 92件(集計修正のため変更)

 

XOOPS Cube開発者の多い愛知県ながら,Geeklogが奮闘したように思います。

島根県は毎回プレゼンテーションが毎回非常に巧みで,今回のプレゼンテーションも秀逸でした。

9月は,島根県でOSCが開かれます。地方自治体のOSS取り組みの起爆になればと期待しているところです。

(追記)2008.8.19
有効投票数が11件増えてJoomla!が新たにGeeklogと同じ3位でした。
名古屋はJoomla!の本拠地です。今回はじめてブースが出され,多くのコミュニティメンバーが集まりました。

OSC2008 Nagoya公式サイト

OSC2008 Kansai@Kyotoが7/18-19(金・土) に

  • 2008/07/16 23:52 JST

OSC2008 Kansai@Kyotoが7/18-19(金・土) ,京都コンピュータ学院京都駅前校にて開催される。

オープンソースに参加できるのは,よく考えれば恵まれた立場だとおもう。若い人たちがあまり参加できていないのだが,入社したてで技術の習得に忙しい期間はとても参加できるものではない。休日を自分のために時間を使える立場というのも恵まれたある程度の経験者。オープンソース活動の意義に気付くのもやはりある程度経験を積んでから。 自然,参加者が30代以降になってしまうのは仕方がないのかもしれない。

が…技術的旬な年代は20代までだろう。海外では天才的な若い開発者が才能を発揮してオープンソースを開発している。

日本では大学でオープンソースの開発手法を専門的に教えていないようで,若いオープンソース開発者が育ちようが無いし,企業もどちらかというと引き気味だ。

企業が今後数十年後も確実に生き残るための戦術として,オープンソースをもう少し真剣に考えても良いのではないかと思うが…どうだろう。

今回もGeeklogはブースを出展。セミナーを開催する。 Geeklog Japaneseの記事へ

Kansai@Kyotoの後に,Nagoya(8/9), Shimane(9/12,13),Tokyo/Fall(10/3,4)と続く。

ページナビゲーション