携帯への対応がすすむCMS

  • 2006/09/09 23:50 JST

以前、このブログでCMSの分類について話題にしましたが、その結果をWikipediaに反映させました。その後、携帯向けCMSといった分類も追加されています。

サイトを携帯へ対応させるサービスとして、Geeklogサイトの掲示板情報では、tokyoblogさんの紹介で、つぎのようなしくみが紹介されました。文字化けもなく、投稿もログインも成功です。

1.変換用スクリプトpc2mをサーバーに設置
2.最初の画面=変換したいURL(Geeklogなど)をスクリプト内で指定。
3.携帯(DoCoMoやAU、vodafoneに対応)で閲覧・投稿

一般的な携帯閲覧サービスとしてmobazill(無料携帯PCブラウザ)などがあります。このサイトを携帯で表示させて、変換したいURLを指定すると、ログインから投稿まですべて可能です。

ソーシャルネットワーキングシステムのmixiやOpenPNEでは、携帯への対応は完璧です。これからは、全体的にCMSは携帯へ完全対応していく方向だろうと思います。

Geeklogもこれまで容量を抑えたテーマで、既にvodafoneではログインや書き込みができましたが、この度ようやくDoCoMoやAUでも利用できるように、システム自体を携帯に対応させて、携帯対応となりました。この対応に関しても、ドキュメントは公開予定です。
Geeklog携帯対応サイト

システムがどんどん進化していくのは、さすがオープンソース。きれいなスタイルシートのテーマもPhyzeさんとの作業で「IvySOHO」として公開されました。ドキュメントも公開中です。

これからますますたのしみなオープンソースCMSです。

ドロップシッピングセミナーが盛況

  • 2006/08/29 01:54 JST

最近ドロップシッピングのセミナーが大盛況です。

在庫なし、発送なしで荒利3割から5割。
オンラインショップの初期投資は、各Web会社、あるいは個人SOHO側は、CMSを利用することで抑えることができるので、商品を無料で紹介し、その代わり価格は自分で決められるので荒利を大きく設定することができます。

商品の発送元(製造元)は、ショップ開設の初期投資が不要で、注文が来れば製造して発送すればよいのでこちらもリスクがありません。
商品購入側は、選択肢が増えるのでこちらも損がありません。
直接商品を売る側、買う側でなくても、ブログにその商品のアフィリエイトをはってたのしむこともできる。
このような、まるで近江の五個荘商人の家訓「三方良し」をそのまま実現できるビジネス形態ですから、注目を集めるのは当然かもしれません。

Blogshop まずは画像を登録するだけで手軽に商品を15分でつくれるUPSPLDまたはclubtといったドロップシッピングサイトを体験してみてはいかがでしょうか。
さらに、自分のサイトでもブログパーツを貼り付けて販売できます。(左:自サイトのロゴで商品をつくり、自サイトにこのようなブログパーツをはりつけることができます。)

そうしてさらに、これから各社がはじめる日本独自のシステムである「ドロップシッピングプロバイダー」が提供する商品を商材にして、たくさんのドロップシッピングサイトが出てきます。アフィリエイトの次にくるブームになるはずです。

海外では「ドロップシッピングプロバイダー」というものは存在せず、通常、商品の供給元リンクサイトに利用料を支払って、供給元を見つける仕組みがあります。

しかしながら、一番利益が見込めるのは独自の職人、商品供給元と連携した独自色の強いドロップシッピングサイトだということは間違いないでしょう。

RSSニュース配信の活用は要注意

  • 2006/08/18 21:18 JST

SNSは、オープンソースのOpenPNEが公開されて爆発的に増え、WikipediaのSNSを見ても、その多さには目を見張るものがあります。一種のポータルサイトにもなりつつあります。

SNSは常駐時間が長くなるので、ニュースを置くと便利です。いろいろなサイトのニュースが時々刻々とながれていくのはそれだけでおもしろいものです。

ニュースフィードを表示させるJavaScriptをブログアクセサリ用に提供するサービスが複数のサイトから提供されています。それを利用すればJavaScriptの記述だけで表示できるので手軽に自分のサイトにニュースを表示できます。

一般のブログでそういったニュースを表示しても情報が煩雑になって本来そのサイトで伝えたい内容が薄まる場合が多いと思いますが、SNSというクローズドな世界では逆に外の世界の情報がないと情報過疎になるので、ニーズは自然に高くなるのだろうとおもいます。

ただ、RSSファイルを表示する際には、その著作権は配信元のサイトに帰属しているため、出典を明記する必要があります。通常RSSのヘッダ部分で表示されます。

また、多くの新聞社の場合はフィードの表示だけであっても、著作権を主張される場合が多く、非公開の完全な個人利用でない限り、有料での配信になるので注意が必要です。

SOHOワーカー検索ができる無料参加型SOHO系SNS、IvySOHO SNSWikipedia)の場合でも、会員へのニュースフィード配信で利益を生むものではありませんが、会社組織として運営し、サイト内でアフィリエイトなどもあり、また、将来利益を目的とする可能性があるので有償になるという見解が1社。ニュースを商品として提供している会社として、無償では一切利用できないというスタンスでした。もう一社は、たとえフィードであっても著作権があるので個人利用でない利用は有償になるという見解が1社でした。

CNETを含めたWeb系のニュース配信サイトでは、フィード表示利用は特に了解を得る必要はなく、自由にサイトに掲載可能だということで、従来型の新聞をメインとしたニュース配信会社と対応がまったく異なります。

RSSフィードの表示は、SNSに参加しているひとたちへの広告効果もあり、著作権を配慮して利用する限りもうすこし自由に利用できればと感じます。

IvySOHO SNS画面キャプチャ
Cap

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